脳可塑性とハビリテーション医学


大会長挨拶
大会長 川合 秀治
全国老人保健施設協会 会長
特別・特定医療法人 若弘会 常務理事

 第12回大会を大阪で開催することになり光栄に思うと共に、責任の重さを感じております。 この大会は医療・介護・保健分野に限らず、工学、システムマネジメント・経済 学といった分野も交え、常に最新の情報を提供しております。過去の大会においても、単なるリハビリテーションの手法ではなく多方面からの貴重な研究発表等がなされております。

 前回大会は横浜国立大学の高田教授よりリハビリテーションへの工学からのアプローチが提案されエビデンスに基づいたリハビリテーション医学の可能性について参加者の賛同を得ました。

 本大会は脳可塑性とリハビリテーション医学をテーマに様々な分野からの講演や研究発表等、皆様の期待に添える内容を予定しており、この学会の目的である「障害者になったときにこそ、自分が人間として生き続けたいと願う心・意志」を持つ者が、介護依存から自立へ向うことができる社会を実現できるような貴重な提案ができればと考えております。

 本大会の準備も着々と進んでおり、一人でも多くの皆様にご参加いただければ幸いです。

2008 年4 月21 日