2018/10/08

バイオフィリア リハビリテーション学会(国際)会員各位
創動運動
来る総会で実施機関と実施者のWEB公開について議論いただきたいと考えています。

研究の進展について
1) 2018年6月バイオフィリア研究所は、ラトビア政府社会統合庁と共同研究の契約をしました。
他動運動と創動運動間のRCTが実施される予定です。これまでの経過として、2015年以来WEBで共同研究を依頼し、そして2016年ルーマニア・Gr. T. Popa大学、タイ・チュラロンコン大学、イタリア・キエーティ大学、ポーランド・Academy of Physical, Akademia Wychowania Fizycznegoと実施の合意をし、機器を提供してきましたが、実現できませんでした。 https://www.biophilia.pw/test/index.html
今回は大変有望で、期待しているところです。
写真
https://www.biophilia.pw/history/2018/02.shtml

2) 2018年8月ISPRM招待講演・特別セッション
WHO世界保健機関とISPRM国際リハビリテーション医学会議で2006年に立ち上げられた「障害」に関する協議会の会長アレッサンドロ ジャステニがセッション会長で、日本に2名の講演依頼があり、脳機能について田中、滝沢はセッション名を題名とした講演をします。
第10回ISPRMは2019年6月神戸で開催されます。
国内・国際学会はこの進展に伴い日時を決定します。

3)2016年度SCOPE(総務省研究費)で通信可能な機器研究
 SCOPE(総務省研究費)で通信可能な機器研究を行いました。最後の利用試験が必要で、そのために最終的な利用に便利なパタコロを準備中です。各地の市町村が便利に利用できるような仕組みを開発するための研究費申請を準備しています。「また皆様にご協力をお願いするようになるといいな」と考えています。

4)脳機能の研究に関する論文発表について、
2016年 パタコロ利用の運動機能と介護保険の関連について論文を発表しました。
2017年 国内国外ともに、エビデンスベースな要介護から身体機能を向上させた事例報告に関しとりまとめ発表しました。
2018年 2016・2017年の研究発表で世界に日本介護保険の内容を示すとともに、運動機能に与える影響評価を行いました。条件が整ったことから、脳機能に関する対他学会誌に対する論文発表第1弾を行いました。2019年中に全施設で実施した研究論文を発表します。
Takizawa Taki Shigeo*, Rika Wada, Toshihiro Tachibana, Toshiyuki Tanaka and Yoshiyasu Takefuji, Implementation and result of the takizawa method to the outpatient rehabilitation facility and evaluation of the brain activity by fNIRS, Journal of Clinical Diagnosis and Treatment, Vol 1 No1 P26-31, April 2018

IBRA
理事長 滝沢茂男